縺れ合うように、確かめ合うように

2026年07月10日

 演出の創世風です。日々稽古に励んでいます。

 稽古場の時間確保には私の中で目安があるのですが、今回は75分尺なのでこれまで演出した作品の中では最長になるため、稽古時間も稽古期間もロングランです。

 直近の稽古場では、ロングランな稽古場ならではの良さを感じています。自分の中で演出スタイルを2つ持っていて、ショートランの時は演出陣の意見を強めに反映していくトップダウン型の演出をして、ロングランの時は役者の個性もかなり出す傘連判型の演出をします。今回は後者です。

 傘連判型の演出をするとき、トミカワはかなり良い味を出してくれます。トミカワが稽古場で役詰めの雰囲気を作ってくれるので、他の役者たちも共鳴して自分の色を出してくれるようになります。「劇団創世風座 三号公演」というこの座組の正解を出すために、日々稽古場のみんなでいろんな意見を比較検討しながら、立ち稽古と役詰めを進めています。最近は振り入れも始めました。演出陣、水澄ちゃん、振付師の皆さんと表現パートを作っていっています。

 スタッフワークも徐々に動き出しました。私はいつも「とにかくシンプルに」とミニマリストみたいなことを思っているのですが、演出を進めるうちにミニマリストでは辻褄が合わなくなって、最終的に色々と大変なことになります。どうしてでしょう。でも宣伝で既に顕れているかも知れませんが、今公演のスタッフはかなりハイレベルです。このメンツがしっかり噛み合ったらどんな公演が出来上がるのか、私も楽しみです。

 予約も徐々に入り始めてきました。一号公演を芸創(大阪市立芸術創造館)で旗揚げしたのでその感覚でいるとあっという間に席が埋まっていくのでびっくりします。まだ本番まで1ヶ月以上あるなかで、既に残席カウントが始まった公演回もあります。創世風座の公演を楽しみにしていただいている皆さんが皆様観ていただけるような公演回数を設定したはずなので、時間を選ばなければ基本的にはご観劇いただけるはずです。が、お盆期間に多用のなか観劇をご検討いただいている方はご予約早めの方が選択肢に余裕があるかも知れません。ぜひご検討ください。

 自分の立ち上げた劇団が元気に動いている姿を見られるのは嬉しいことですね。しみじみと、ふんわりとした多幸感と共に。これからもよろしくお願いします。

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