表現史
こんにちは、小田春です。
卒論を出しました(えらい)。
教育学部に属する私は、基本ずっとのんびりしているのですが、年に2,3回ほどにっちもさっちもいかなくなるくらい忙しい時期があります。
なぜ大事なことが同じ時期に集中しているのか? 永遠の謎です。
今回は卒論提出と期末テストと模擬授業と英検が一週間にギュッとなっていて、野生動物か?と思うほどの細切れ睡眠で何とか乗り切りました。
大学生活を経て、特技「何とかする」を獲得することができました。
最近はゆっくりできる時間が増え、楽しい生活を送っています。
散歩をしたり、喫茶店巡りをしたり、古着をディグったり……素敵な大学生みたいな生活を大学四年の春休みにしてようやくしています。
ミーハー心も多分に含んでいます。楽しいです。
私にとって演劇とは、憧れの存在でした。
思えば、私は昔から"表現"が好きな人間でした。
それには両親の影響が大きいと思います。
母は言葉の天才です。気遣いの仕方や言葉選び、文章のノウハウは全て母から学びました。
父は発想の天才です。父のアイデアを聞いたときのときめきを、私は未だ超えることができません。
今、私が演劇をして脚本を書いているのは両親のおかげに他ならないと思います。
地元には子どもミュージカルや子ども合唱団があって、良い表現に触れる機会も多かったように思います。
そこから、何かを表現する人に強く憧れを抱くようになりました。
中学・高校では、YouTubeに上がっているコントや演劇の映像を必死で見ていました。
小林賢太郎さんの作品『LENS』の台詞をひたすら文字起こしして、どうすればこんな表現ができるのか分析しようとしていたのが懐かしいです。
とにかく、演劇がやりたかった。
ただ、演劇に触れる機会はほとんどありませんでした。
脚本の書き方を調べても、演劇を分かっていないので何も書けず。
ネット上で自由に表現する同年代を見て、羨ましくて泣くこともありました。
山口大学に入学し、演劇サークルがあると知ったときは震えました。
表現に恋焦がれた人間が、やっとデビューした瞬間です。めでたい!
この四年間、よい先輩・同期・後輩に恵まれて、色々な経験をすることができました。
経験が深まるにつれ、演劇は楽しいことばかりじゃないということも学びました。
傷ついたり、苦しんだりすることもありました。
それでも、本番で嘘が本当になる瞬間、座組の仲間と心が通う瞬間、その一瞬の喜びが眩しくて、まだ演劇を辞められないでいます。
日常のふとした瞬間に、表現があるのです。
その小さなきらめきを愛しく思って、拾い集めるのを、止めることができません。
私は表現というものに一生拘り続けて生きていくのだろうなと思います。
そうして、私はここにいます。
恵まれています。
そんな感謝を込めて、あとわずか、誠実に進歩して参ります。

劇団創世風座 二号公演
脚本 小田春(演劇ユニット・ロカイユ)
演出 創世風満智留
原作 宮澤賢治『注文の多い料理店 序文』
【日時】
2026.02.12 17:15開演
2026.02.13 14:00開演/17:15開演
2026.02.14 14:00開演/17:15開演
※1 開場は開演の30分前です。
※2 演出の都合上、開演時間には開演いたします。お時間に余裕を持ってお越しください。
※3 上演時間は45分を予定しております。
【会場】
Social Kitchen 2F SPACE


